人事の職場拝見! 第57回 バンダイナムコ エンターテインメント “アソビ”を発掘する力を育む 楽しさと経験重視の人事施策
玩具やゲーム、映像音楽制作の大手バンダイナムコグループのネットワークエンターテインメント事業を担う、バンダイナムコエンターテインメント。新たなアソビを発掘し続ける同社では、人事部もまた遊び心を意識する。
新たなアソビを生み出す人
ネットワークコンテンツ、家庭用ゲームソフト、業務用ゲーム機などの企画・開発・配信/販売を手がけるバンダイナムコエンターテインメント。老若男女問わず人々を夢中にさせる、あらゆるコンテンツを世に届ける。
2015年4月には社名変更を行い、バンダイナムコ“ゲームス”から“エンターテインメント”とした。その背景には、事業領域の拡大をめざし、これまでにはない新たな“アソビ”を生み出したいという思いが込められている。
事業推進室人事部ゼネラルマネージャーの髙林一浩氏は、その実現に向け人の育成が欠かせないと考える。
「本やアニメのゲーム化や、逆にゲームからアニメやライブイベントへの派生など、エンタメ関連のビジネスは多様な広がりを見せています。そこで人材開発においても、“ゲーム”に固執せず、まだ誰も見たことのない新たなアソビにチャレンジできる社員を育てたいという思いがあります」
ゼネラリスト育成に注力
このため、同社の人材戦略は「ゼネラリストの育成」が基本方針だ。