特集 経営者視点から従業員視点へ 働く人たちが元気になる組織活性化の秘訣

人と組織の活性化が、企業が業績を上げるうえでも、働く人がモチベーション高く働く意味でも欠かせない。
しかし、メンタルヘルス不全の問題が深刻化している事実※が、この課題が日本企業にとっての永遠のテーマであることを物語る。
企業としても、さまざまな方法を試みているだろう。
しかし、多様性が高まる組織に対し、その効果を持続させ、継続的にモチベートするということは、容易なことではない。
一過性に終わらない、持続する組織活性化の秘訣や、方法とは何なのか。
加えて近年、メンタルヘルスの分野では、そもそも不調者を出さない「いきいき健康職場づくり」のアプローチが出てきている。
これもまさに人と組織の活性化だ。
そこで、これまでも人事部門に注目されてきた「組織開発」の観点と、メンタルヘルスや「健康経営」の視点や専門家の知見を共に取り入れながら、働く人目線の「持続する組織活性化」について掘り下げていきたい。
※精神障害の労災請求件数は2013 年に過去最高を記録(1409 件、厚生労働省調べ)。

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