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『2012年モチベーション予想調査結果』発表震災後に上昇したモチベーションは下降傾向に
●JTBモチベーションズ
JTB モチベーションズは、『2012 年モチベーション予想』の結果をまとめた。同調査は、2011 年12 月16 日から19 日に実施し、企業人のモチベーションの推移を探ったもの。18 歳から65 歳までの男女を対象に調査し、有効回答数は618 サンプルだった。
2012 年の自分のモチベーションを100 満点で得点化してもらったところ平均点は65.9 点となった。これは、2010 年実施の同様の調査の69.0 点を3 ポイント下回る結果で、同様に自分の上司についてのモチベーションについても61.5 点(2010 年)から58.5 点へと、3 ポイント低下した評価をしていた。
モチベーションが「下がる」理由で最も多かったのは、「今の給与やボーナスに満足していないから」で51.1%(2010 年58.6%から8 ポイント減少)。次いで「がんばっても成果がでないだろうから」38%(2010 年34.3%から4 ポイント増)だった。また、「上司のマネジメントが良くないから」32.1%(前年23.2%)、「今の会社や職場が好きではないから」28.5%(前年21.1%)、「職場に尊敬できる人がいないから」27.0%(前年21.2%)、「今の仕事が好きでないから」24.8%(前年10.1%)の項目で前年を上回っていることがわかった。
同社では、大震災後、絆や信頼関係を求める気持ちが高まるに従って、会社や上司への期待感が高まった結果、こうした不満につながった、としている。
また、職場でもっとモチベーションを上げて仕事をしてほしいという人を聞いたところ「社長、経営責任者」が25%、「直属の上司」が23%で、半数近くの人が上層部へのモチベーションアップを望んでいるという結果となった。
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