人事の職場拝見! 第46回 メック・ヒューマンリソース 「As One Team」の推進 グループ力強化へ貢献する人財育成支援
三菱地所グループの「人事(ひと)のベストパートナー」として、人事業務をはじめ、研修企画・組織開発支援など人財育成関連サービスの提供・支援を行うメック・ヒューマンリソース。グループ各社のニーズや課題に応え、人事担当者を支える中で、三菱地所グループがめざす「グループ全体での組織力・人財力向上」を強力に後押ししている。
人財育成と組織開発の支援
三菱地所ならびに同グループ各社からの委託事業を行うメック・ヒューマンリソース。その人財開発グループは、研修の企画・運営や自己啓発支援など、三菱地所における人財育成制度の全領域に関与し、グループ各社には個別の課題に応じ、人財育成や組織開発の領域でのサポートを提供している。
人財開発グループリーダーの竹内隆治氏は、「若手の早期戦力化、管理職層のマネジメント力強化など、会社ごとに課題は異なるため、各社の経営層や人事スタッフと課題を本質から共有し、研修以外の施策も含め、さまざまな提案や解決策を講じます。人財開発のプロとして有用な知識・情報・ノウハウの提供はもちろん、グループ各社の人財開発スタッフとしてのマインドを持ち、各社の組織力・人財力向上を支援するのが我々のミッションです」と語る。
“本音の議論”で風土を変える
三菱地所には国内に40を超えるグループ子会社があるが、最近、増えているのが「組織活性化」に関連するニーズだという。
チームリーダーの田渕広明氏も、「コミュニケーションに課題を抱える会社が多い印象を受けますが、単にコミュニケーションスキルを向上させれば解決するものではなく、風土改革や組織開発といったアプローチで取り組む必要があると考えています」と話す。実際、個人のスキル・知識のレベルアップにフォーカスした研修だけでなく、部門間・組織内の「関係の質」向上や、社員の主体性・当事者意識の醸成につながる対話の場づくりといった提案機会が増えているという。