社労士に聞く“職場あるある” 管理職のもやもや解決 第19回 「接待にまつわるもやもや」
円滑な職場運営は管理職の重要任務の1つ。けれども、さまざまな人が集う職場では日々問題が起こります。中には、手を出しにくいデリケートな問題も。かといって、放っておくと大事に発展することもあります。どうすべきか、もやもやと悩んでしまう管理職も多いことでしょう。ここでは、社労士のところによく持ち込まれる管理職の悩みをピックアップ。人事にも把握しておいてほしい、解決方法を紹介していきます。
今月のお悩み
接待にまつわるもやもや
当社の業界は接待したりされたりが少なくない。下請けや取引先の経営陣には酒席を好む人もいて、当社側からも定期的に設定したり、当社の若手が食事に連れていってもらったりもする。深夜まで付き合った主担当の社員が二日酔いで出社することもある。業績のために無理して夜の席に付き合っている可能性もある。本人の体調も心配であり、取引先と癒着するような形になってもよくないので、控えたほうがいいように思う。どのように対処すればいいだろうか。