連載 人事制度解体新書 【第7回】 パタゴニア 社員の「人生全体」を充実させることで、 働く意欲を引き出すことに成功

社員の「成果」や「実績」を問うためには、それを担保する個人の選択の「自由」が必要だ。とはいうものの、これが現実的には難しいのが経営・人事サイドの悩みではないだろうか。そんななかで、米国アウトドアウェアメーカー・パタゴニア日本支社では、「社員の満足なしに顧客の満足は実現できない」という考えの下、社員の私生活の充実を積極的にサポートしている。その結果、充実した私生活を送らせてくれる会社に対する強いロイヤルティーが生まれ、結果、社員全体にモチベーション向上が図られているという。いったい、どんな「私生活充実」方法が効果があるのか、日本支社の責任者に、話を伺った。

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