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「若手社員の成長と、上司の意識とのギャップに関する調査」結果発表
若手社員の成長を、 上司は短期的 ・ 現実的に見ている
●JTBモチベーションズ
JTB グループの人事コンサルティング会社であるJTB モチベーションズは、全国の入社1~3年目(22~25歳)の男女309人と、同世代の部下を持つ男女(入社4年目以上)309人に対し、若手社員の成長に関する調査を実施、結果を発表した。
上司が部下に対して「成長して欲しい」と思う項目の1 位は「困難を克服する力」で40.5%。一方、部下自身が「今後成長したい」と思う項目では「新しいアイデアを生み出す力」で42.7%であった。これにより、上司はより現実的・短期的な成長を求めているのに対し、部下はモチベーションを重視した長期的視点の成長を望むというギャップが浮き彫りになった。
また、成長を妨げる要因として、部下が挙げたのは「上司に相談しにくい」「自身に『成長しよう』という意識が薄い」(ともに33. 7%)で、最も多かった。一方、上司が考える若手の成長を妨げる要因は「自身に『成長しよう』という意識が薄い」が38. 5%と最も多く、「適切な目標や業務が与えられていない」が26. 5%、「職場に成長させようという風土がない」が24. 9%と続いた。
ここから、若手社員は自らの成長への意識の低さを認めながらも、上司を含めた相談できる相手を求めていることがうかがえ、上司は業務の与え方や職場の風土に問題があると考えていることが示唆された。
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