連載 調査データファイル 第98回 番外編 シルバー人材活用で起業した「小川の庄」に学ぶ 生涯現役制度で 産業と雇用の幅を広げる

少子高齢化により、現役世代や企業への社会保険制度の負担が増加している。
法整備は急務だが、うまく機能する一手を模索しているのが現状だ。
北アルプス連峰を望む長野県の山村に、シルバー人材と地場産物を活用し、起業20年あまりで7億円の年商を上げている企業「小川の庄」がある。
資本金600万円のこの会社の原動力は、長年地元で暮らしているおばあちゃんたちだった。
過疎化に悩む地方の現状は、まさに日本の縮図と言って過言ではない。
小川の庄のビジネスモデルは、シルバー人材を活かす手本になるかもしれない。

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