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「2010 J-Win ダイバーシティ・アワード」受賞企業決定
「がんばる人が評価される会社」をめざす、りそな銀行が大賞受賞
●J-Win(ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク)
J-Win は2010年3月10日、2009 年度J-Win 拡大大会において「2010ダイバーシティ・アワード」の受賞企業を発表した。今回で3回目となる同アワードには、女性活躍を推進する企業53社が応募。大賞にりそな銀行が、準大賞にゴールドマン・サックス・ジャパンが、敢闘賞にアクセンチュア、第一生命保険、東京電力が、特別賞に日本アイ・ビー・エムがそれぞれ受賞した。
■りそな銀行:経営トップの強い想いを全社で共有。社員における男女、正規・非正規の格差をなくし、「がんばる人が評価される会社」をめざして社員個々人が持つパワーを最大限に引き出す努力をした。また、ダイバーシティーを中心に据えた人財戦略で、女性リーダーや実績を挙げる女性を輩出した。
■ゴールドマン・サックス・ジャパン:優秀な人材の確保・育成・定着の面から、ダイバーシティーを最も重要な戦略課題と位置付け、あらゆる属性を問わず社員が能力を発揮できるよう、育成からワークライフバランスまですべての面でのサポートを充実させた。
■アクセンチュア:積極的な施策提言を行う女性のネットワークと、それをサポートする経営サイドが中心となり、全社を挙げてダイバーシティーを推進。すべての社員が個々の事情に応じて力を発揮できるよう、全社的に働き方の変革を図った。
■第一生命保険:2010年の株式会社化を機に、この年を「ダイバーシティー元年」と位置付け、女性の活躍を経営変革の最重要課題とした。これに伴い人事制度を改革し、女性リーダー育成システムを充実させることで、女性管理職の登用を加速させている。
■東京電力:経営トップの熱意と現場の地道な活動で、ダイバーシティーをカルチャーとして根付かせている。女性の職域を広げると同時に「やればできる」というロールモデルを見せることで、女性活躍を身近なものとし、社員の意識改革をしている。
■日本アイ・ビー・エム:女性だけではなく、さまざまなマイノリティの活躍に注力し、グローバルな視点でダイバーシティーを推進し、属性にかかわらず、すべての社員のワークライフ・インテグレーションを追求している。昨年の大賞受賞企業だが、より一層取り組みを展開させたことを評価した。