企業事例 全日本空輸 Senior’s Voice 会社生活で磨かれた人間力を活かす
2008年5 月に定年を控えた土生氏が“64歳までの雇用延長を希望するか、定年退職するか”という選択を迫られたのは、2007年11月のこと。
「私は、まだ体力的に十分働けるのだから、雇用延長してもらい、その間に仕事一筋の生活から“退職後の人生”へのソフトランディングを図っていこうと考えました。大変だったのは、再雇用後の職場を選ぶこと。“いったい何をすれば会社に貢献できるのだろう”と、悩みに悩みました。自分の性格や経歴を含めて、いろいろ考えた末にたどりついたのがANA 人財大学の講師という道です」