連載 ID designer Yoshikoが行く 第62回 虹の彼方に成功が見えたASTD2012デンバーの夜

前回から引き続き、デンバーで開かれたASTD2012のお話。コロラド産のフルーティな白ワインGuyBrew Vineyardのシャルドネを飲みながら(のつもりで)、ここまでのリヴィジット(振り返り)をしよう。
トニー・ビンガムの「モバイル・ネイティブたちの育成には、学びと仕事をインテグレートしたグレートな組織づくりが必須!」というエネルギッシュな問題提起からスタートした基調講演。続いて登場したジム・コリンズが、『グッド・リーダー』と『グレート・リーダー』の違いを南極探検物語を例にドラマチックに語れば、『ミスター・クリエイティビティ』ことジョン・カオは、華麗にジャズピアノを弾きながら組織の『ストラクチャ(ルールと構造)』と個人の『クリエイティビティ(斬新な発想)』の間に起こる魅力的なイノベーションを音で表現してくれた。“ Somewhere Over the Rainbow(虹の彼方へ)”の演奏で幕を閉じたジョンの講演の余韻に浸りながらも、頭の中に渦巻くのは、「で、虹の彼方の成功はどうすれば手に入るのか?」というモヤモヤである。
そこに、「成功の秘訣はこれよ!」と颯爽と現れたのがこの方。

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