J.H.倶楽部

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月刊 人材教育 2011年05月号

今、求められる場とは

対話による組織活性化や、目標設定を行う企業が増えている。
しかし、いざ対話をしようとしても意見が出ない、批判的な意見が出てしまう、といった課題も多い。
その理由は、そもそも対話をする以前に、そのための“場”が整っていないからだ。
世界のさまざまなコミュニティーで、対話のための“場”づくりの活動を行ってきたボブ・スティルガー氏と、
「内省と対話」をキーワードに組織行動を研究する八木陽一郎氏の両氏が、
組織における“場”の現状と課題、そしてどのようにして“場”をつくればいいのかを語る。

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プロフィール


ボブ・スティルガー氏(Bob Stilger)
1970年代半ばにコミュニティー開発のための
会社を設立し、地域コミュニティーの構築や
市民参加等、多分野で活動に従事。近年は、
ジンバブエ、南アフリカ、メキシコほか世界
各地で活躍。2004年、カルフォルニア統合学
研究所にて博士号取得。2005年より現職。ま
た、AI やワールドカフェ等を取り入れた、対
話を通じたコミュニティー構築と、対話を扱
うファシリテータートレーニングのための「ア
ート・オブ・ホスティング(Art of Hosting)」
のファシリテーターを務める


八木 陽一郎氏(やぎ・よういちろう)
組織行動学を専門とし、「内省と対話」を
キーワードに研究活動を展開。特に、内省
と対話によるリーダーの成長、組織変革、
組織開発等の研究を中心に行う。2007年よ
り現職および慶應義塾大学SFC研究所上
席所員(訪問)に就任。2008年慶應義塾大
学同大学院博士課程修了。博士(経営学)。
2010年、NPO法人ソーシャルベンチャー
ズ四国を共同創設、同法人理事および共同
代表として活動を展開する。
マース ジャパン

取材・文/石原野恵、写真/高田彰一提供