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月刊 人材教育 2013年07月号

社労士に聞く“職場あるある” 管理職のもやもや解決 第4回 「SNS社員!」

円滑な職場運営は管理職の重要任務の1つ。けれども、さまざまな人が集う職場では日々問題が起こります。中には、手を出しにくいデリケートな問題も。かといって、放っておくと大事に発展することもあります。どうすべきか、もやもやと悩んでしまう管理職も多いことでしょう。ここでは、社労士のところによく持ち込まれる管理職の悩みをピックアップ。人事にも把握しておいてほしい、解決方法を紹介していきます

藤原英理(ふじわら えり)氏
あおば社会保険労務士法人代表。東京大学大学院修了後、大手製薬会社で研究職に従事。93 ~97年米国在住。帰国後、2000年大手証券会社に入社。社会保険労務士、CFPの資格取得。03年に独立、04年から現職。

[文] = 山村友幸 [イラスト] = 秋葉あきこ

今月のお悩みSNS社員!

職場の若手(Cさん・男)は、就業中にTwitterやFacebookをしている様子。顧客のことを知るためや、新しい情報を仕入れるためということで、Cさんが出す企画書にも時々、SNSで得たネタが入っているので、仕事にも役立てているのは確かだが、友だちとのやり取りもしているようだ。年齢が高いメンバーからは、「遊んでいるのではないか」という視線を感じるが、どう注意したらいいのか?

放っておいて、考えられる問題は…?

問題は大きく分けて2つあります。1つは業務時間の使い方であり、もう1つは情報漏洩等のリスクです。

業務時間に必要な情報収集を行うということであれば、それに限って行うことを徹底してもらう必要があります。

情報漏洩の面からいうと、時折、社員が職場で得た情報をTwitterでつぶやいて炎上したりしています。こちらも避けたいところです。

また、この事例では問題なさそうですが、私的利用をして帰りが遅くなる社員が後から残業代を請求してくる、といった事例もあります(残業問題については第2回の記事を参考にしてください)。

解決方法としては…

定期的にPCのチェックを行うことを含め、私的利用に関するガイドラインを決めて、社員に周知することが効果的です。ガイドラインは職場に掲示したり、朝礼等でコメントするようにしましょう(また、情報漏洩に関しては、個人情報の取り扱いやコンプライアンスなどに関する学習機会を設けましょう)。

仕事において情報収集は必要ですし、そのためにSNSが有効なこともありますから、全くSNSに触れるなというのは難しい職場もあるでしょう(このあたりは職種によって違います。たとえばマーケティング関係の職種では、リサーチやPRのためにSNSに触れる機会も多いでしょう)。

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