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月刊 人材教育 2014年05月号

社労士に聞く“職場あるある 管理職のもやもや解決 第14回 「禁煙スペースで喫煙する社員!」
円滑な職場運営は管理職の重要任務の1つ。けれども、さまざまな人が集う職場では日々問題が起こります。中には、手を出しにくいデリケートな問題も。かといって、放っておくと大事に発展することもあります。どうすべきか、もやもやと悩んでしまう管理職も多いことでしょう。ここでは、社労士のところによく持ち込まれる管理職の悩みをピックアップ。人事にも把握しておいてほしい、解決方法を紹介していきます。

今月のお悩み禁煙スペースで喫煙する社員!
最近、喫煙マナーのよくない社員がいる。オフィスは禁煙で、喫煙室を別途設けてあるが、残業時にたまにオフィス内でタバコを吸う社員がいたり、喫煙休憩を頻繁に取る社員に対する不満の声を耳にしたりする。喫煙する社員は、「ちょっと一服ぐらいいいだろう」「タバコ部屋でのコミュニケーションも有効だ」という感じで悪気もない。昔から続いていることでもあり、細かいことなのでいちいち注意するのも憚られるのだが、どうすればいいだろうか。
業務中の喫煙の問題点
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プロフィール
監修 藤原 英理(ふじわら えり)氏
あおば社会保険労務士法人代表。東京大学大学院修了後、大手製薬会社で研究職に従事。93~97年米国在住。帰国後、2000年大手証券会社に入社。社会保険労務士、CFPの資格取得。03年に独立、04年から現職。
[文]=山村 友幸 [イラスト]=秋葉 あきこ
あおば社会保険労務士法人代表。東京大学大学院修了後、大手製薬会社で研究職に従事。93~97年米国在住。帰国後、2000年大手証券会社に入社。社会保険労務士、CFPの資格取得。03年に独立、04年から現職。
[文]=山村 友幸 [イラスト]=秋葉 あきこ