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Learning Design 2020年09月刊

議論白熱 第13回 「オンライン飲み会」の利点と注意点

気になるテーマを気になるあの人はどう考える? オピニオンリーダーたちの意見をご紹介します!

「オンライン飲み会」の利点と注意点

新型コロナウイルス感染症拡大によるテレワークの導入や、外出自粛の影響により定着しつつあるオンライン飲み会。新しいコミュニケーションの場としての有効性がある一方、酒害やハラスメントなどの問題もあります。気にしておくべき点とは。

01 飲み方も「自己管理」が必要なテレワーク

テレワークの普及にともない、飲酒習慣の乱れが危惧されている。帰宅する必要がない、飲酒量を把握しにくい、外で飲むよりも安上がりなど、飲みすぎてしまう理由は多い。

さらに、一人飲みで抑制がきかないとアルコール依存症のリスクが増す可能性もある。そこで、自己管理法として「宅飲み注意点6カ条」を推奨している。①最初に飲む時間を決めておき、長時間飲み続けない。②予めおつまみを用意し、早めに食べる。③飲む量をだいたい決めておく。④その日に飲む種類の酒のストックは絞っておく。⑤適宜、水やノンアルドリンクを飲む。⑥翌日に残らないか注意する。

それでも飲みすぎてしまう、という人は“AUDIT”という依存症のチェックテストをしてみてはどうだろうか。ネットで検索可能で、予備軍の場合は飲酒習慣を見直す必要がある。「飲まない日があっても平気だから大丈夫」とはいえない。また、ストロング系などアルコール度数の高い酒を好むようになってくると要注意だ。

浅部伸一氏
アッヴィ合同会社
肝臓専門医

02 ″オン飲み"の是非は飲み手の使い方しだい

流行する“オン飲み”だが、巷では“オンお茶”、“オンデート”など、様々なコミュニケーションの場がオンライン化している。オン飲み専用サービスでは飲食デリバリーを頼める例もあるが、オン飲みを特別視する必要はない。飲食を共にしたくない相手との会食を回避でき、飲酒が不得手でもアルコールなしで参加できるといった利点を挙げる声もあり、コロナ後にも定着する可能性がある。

他方、飲み会を通じた交流が減るなか、積極的にオン飲みを支援する企業も出ている。人材業者を通じてオン飲みの費用を社員に経費支給することで、友人の就業状況を把握してもらい、将来的なリファラル採用の機会へとつなげるためだ。会社の飲み会というと同調圧力を感じる向きもあるだろうが、上司や同僚につき合わされるケースは稀。気心が知れている仲間との開催が多い。一方で帰宅の必要がないため、つい飲み会が長くなり、飲酒量が増えたという訴えもある。組織からの同調圧力がない代わりに自制を求める目もないため、自身の健康管理には十分に気をつけたい。

本田雅一氏
ITジャーナリスト

03 「ハラスメントの温床」であることにも留意すべき

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