新連載 勝ち続けるための企業遺伝子「コーポレートゲノム」 [第1回] なぜ、いま「組織風土」に着目するのか 企業変革を左右する組織風土

「組織風土」とは社員共通の価値観や、ものの考え方、行動パターンの総称。いま、この「組織風土」が経営理論的にも企業価値の源泉と認識され始めている。それは、企業価値を高めるべく変革に取り組み、合理的な経営手法を導入しても、「何も変わらない」といった経験を持つ企業が多いこととも無関係ではない。企業変革を成し遂げるには、自社の組織風土というものをしっかり把握したうえで、経営環境の変化をにらみながら最適なプロセスで推進しなければならない。そのための第一歩が組織風土を構成する企業遺伝子「コーポレートゲノム」を見極めることである。本連載では、組織風土が企業変革を左右する主要な因子という観点から、組織風土をいかに把握し、そしてそれを元にどう企業変革を推進していけばよいかを、事例を交えながら解説していく。

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