J.H.倶楽部

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Learning Design 2018年09月刊

議論白熱 第2回 おもてなしの限界と可能性とは?

気になるテーマを気になるあの人はどう考える? オピニオンリーダーたちの意見をご紹介します!

今回のテーマ おもてなしの限界と可能性とは?

五輪招致で世界中に広まった、
日本の「おもてなし」。
国際競争力を上げる鍵なのか?
それとも働き方改革の時代にそぐわない
昭和の精神論なのか?

01 経済成長鈍化と人口減少で無償サービスが困難に

おもてなし精神は内容やコストに見合った評価がなされる範囲にとどめるべきだ。この範囲を超えると過剰サービスとなり、人手不足の一因となる。日本の「お互い様」社会がおもてなし精神という美徳を形成したことは素晴らしい。しかし、経済成長の鈍化がサービスの価格上昇を抑制する一方、人口も減少する中、無償でおもてなし精神を提供するのは困難だ。日本は“おもてなし精神≒無償サービス”という考えを見直す時期に来ている。

永濱利廣 氏
第一生命経済研究所
首席エコノミスト

02 慮る心を期待し合う社会は息苦しい

日本では他人を慮ることが期待される。象徴的なのが旅館で最初に渡す心づけ。サービス後に払う海外のチップが“評価”なら、心づけは“期待”の表れだろう。だが、過剰に期待し合う社会は息苦しいし、評価されずに頑張るのも限界がある。私は日頃の練習でも目標の90%に到達したら休むべきと考えるが、おもてなしを強要すると「残り10%を詰める社会」になってしまう。みんながもっと自分本位になれば、生きやすい国になるはずだ。

為末 大 氏

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