J.H.倶楽部

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月刊 人材教育 2011年01月号

TOPIC 「2010第一線監督者の集い:全国大会」レポート 大野耐一 特別賞 女性リーダー奮闘記 執念のライン改革~炎のバトルを乗り越えて~

製造業の現場リーダーたちが集う全国イベント「2010第一線監督者の集い:全国大会」(日本能率協会主催)が10月21日に横浜で開かれた。東北・関東・名古屋・関西・九州の地区大会で代表に選ばれた10人の優秀事例発表者が、多くの聴衆を前に職場での取り組み事例を発表した。同大会の模様とともに、モノづくりの現場が迎えている環境変化、これからの現場リーダーに求められるマネジメントスキルについてレポートする。

会津オリンパス 製造部 2部品工作グループJ2チーム
川井 真弓氏

取材・文・写真/伊田 欣司

スタートは「炎のバトル」

会津オリンパスは1970年に設立され、医療用内視鏡を全世界に提供しています。私の職場は女性が9割を占め、チームリーダーを筆頭に4人のラインリーダーがいます。私は2009年4月、部組ラインのリーダーに任命されました。この道25年以上の超ベテランと、入社2年以内の若いメンバーが同居する集団です。

リーダーになる前は、生産が減少しても残業が減らない職場状況を変えたいと思っていました。そこで、残業を減らしてメンバーを楽にしよう、ナンバーワンのラインにしようと決意し、「情熱・本気・執念」をリーダーの鉄則と定めました。

ライン改革として、従来の座り作業から立ち作業に変更し、一本流し生産にすれば、従来の5人編成を1人少ない4人編成にできます。

メンバーにそう説明すると、返ってきた反応は、「25年座ってやってきたから変えたくない」「経験が浅いあなたにいわれたくない」と冷たいもの。頑なな態度に私も怒りが爆発し、声を荒げてしまいました。

これがベテラン社員との「炎のバトル」の始まりでした。朝のミーティングではみんな無言、私は避けられるようになりました。ですが私もめげずに、終業後、立ち作業でラインを流すにはどうしたらいいか、実験を繰り返しました。

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