J.H.倶楽部

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月刊 人材教育 2012年04月号

論壇 「模倣改良産業国家」からの脱却 ̶社会構成主義による人材育成の可能性̶

ものづくりは日本の得意分野だが、実は日本企業がコンセプトをゼロから考えつくり出したものは数少ない。多くは欧米の模倣改良だった。だが環境変化が速くなった今、そうした「模倣改良産業」は通用しなくなってきた。そこで必要になるのが、「社会構成主義」の考え方である。これは、変化する世界に合わせるのではなく、自らがまず世界をイメージし、構築していくという考え方である。

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プロフィール

川田 隆雄(かわた・たかお)氏
大阪大学大学院博士課程後期修了。同志社女子大学学芸学部教授。デジタルハリウッド大学大学院客員教授。思いつきを社会化できるプロデューサー型人材研究の第一人者。2004 年度文部科学省現代教育ニーズ取り組み支援プログラム(現代GP)に採択され、世界規模のプロデュース能力の調査・研究を行う。NPO 法人・プロデューステクノロジー開発センターを設立、現在、同センター副理事長。組織学会、ベンチャー学会などに所属。プロデューサー型人材の研究を生かし、企業コンサルティングを展開し、さまざまな企業で組織を牽引するハイパフォーマーの育成指導を行っている。