連載 勝ち続けるための企業遺伝子「コーポレートゲノム」 [ 第3回] 事例「大企業病」組織からの脱皮 外部環境の変化に対する対応力が 組織的に弱いA 社の場合

製造業のA社では、1990 年代に入ってから長期の業績低迷にあえいでいる。トップの強い危機感からコーポレートゲソム診断を実施したところ、結果は「大企業病」組織と診断された。結果を踏まえ、組織活性度の向上を棚上げしてでも、戦略活性度の向上を優先させることで、「大企業病」組織からの脱皮を図ることにしたA社。「当事者意識の弱い社員の集団」であったため、まずは変革の必要性を浸透させることから着手した。

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