連載 新しきは足下にあり 第13 回 「無限思考」のすすめ

新しい思考方法

新しい年を迎えるに当たって、いまわれわれ企業人が最も要求されていることは、一体何なのでしょうか。
その一つに新しい思考方法や考え方、新しい発想による、新しい姿や形というものがあります。
具体的にいえば、例えば企業という存在です。
最近の地方自治体のサービスなどは、至れり尽せりで、企業を上回るほどの価値を提供している所もあります。
さらにNPO の活動のなかには、本来企業が行うべき収益事業を、発想の転換や自由な発想でとてもユニークなものにして行っているものもあります。
別に企業でなくてもという疑問が生じます。
企業のあり方が問われているのです。
転換期といわれて久しいものがありますが、いよいよ真の曲り角を通り越して、新しい風景を見るべき時がやってきたのです。いま歴史は一歩進み、新しい時代へと突入しようとしているのです。
そこでとても重要になるのが「考え方」あるいは「思考方法」です。
新しい姿や形は、新しい思考方法なしには生み出されないからです。