連載 調査データファイル 第92 回 番外編 島根県海士町役場の行政改革に学ぶ 皆で意識を共有することが 危機脱出のカギ

下げ止まったとはいえ、不況であることに変わりはない日本経済。
経営危機に瀕した企業の正念場は、リストラの次に打つ一手に他ならない。
島根県海あま士町は、小泉内閣が行った行政改革で大打撃を受けた。
少子高齢化、過疎化の上に降りかかった地方交付税の大幅削減。
離島ゆえの四面楚歌状態を打ち破ったのは、リーダーである町長が行った巧みな職員意識改革であった。
今号は趣を異にして、地方自治体の改革の実例から人事を含めた大胆な経営改革のあり方について考えてみたい。

残り:4,196文字

/

全文:5,594文字

この記事は会員限定です。
無料会員登録すると、
続きをお読みいただけます。
2,500本以上の人事・
人材開発専門記事が読める!
無料で読み放題 会員登録する
会員の方 ログイン
TOPに戻る