J.H.倶楽部

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月刊 人材教育 2017年05月号

40代のリアル【調査編】 鍵はキャリアの見通しと仕事の社会的意義

現役40 代社員たちに、イキイキと、底力を発揮して働き続けてもらうためには、何が鍵になるのか。
ここでは小誌インターネット調査から明らかになったことを、抜粋版で報告する。

調査概要

【調査対象】

40 代ビジネスパーソン124 名

【調査時期】

2017 年2 月24 日(金)~ 3 月9 日(木)

【調査方法】

インターネット調査

【回答者属性】

性別: 男性73%、女性27%

年齢: 40 ~ 43 歳 38.7%

44 ~ 46 歳 25.8%

47 ~ 49 歳 35.5%

役職: 一般社員47%、管理職47%、経営者3%、その他3%

職種・従業員規模は円グラフ参照

キャリアと仕事の捉え方

このたび小誌では、現役40 代のビジネスパーソンに、

・何がモチベーションを左右し

・上司との関係はどんなもので

・環境がどういうものであれば

やりがい高く働けそうか等について、インターネット・ミニ調査を行った。2017 年2~3月に、小誌読者のみならず、幅広い職種に従事する124 名に回答をいただいた。40~43歳が38.7%、44 ~ 46 歳が25.8%、47~ 49 歳が35. 5%。男性が7割を占め、管理職と一般社員が半々であった(回答者の詳細は調査概要を参照)。

見えてきたものは、キャリアについての展望と、本人の仕事の捉え方がモチベーションに大きく影響する、ということである。以下に概観する。

①モチベーションが低い40 代

まず自己申告で、20 代と30 代のころ、そして現在のモチベーションについて回答してもらった。その結果、全体で見ると、40 代の今が一番、モチベーションを感じていない、という結果が出た(図1)。

また、20 ~40 代の仕事の難易度(どのくらい難しいと感じていたか)も聞き、やる気との相関を見た。すると20・30 代では、やる気・難易度とも相関があった。20 代で仕事にやる気を感じていた人は30 代でもやる気を感じていた。また30 代で仕事がやや難しいと感じていた人ほど、当時はやる気があった、と回想して答えている。

しかし、40 代のやる気・難易度と、20・30 代のそれらとの相関は出ず、本調査ではその関係は明らかにはできなかった。

②管理職のほうがやる気が高い

40 代(現在)のモチベーションに対し属性がどのように関連しているかも重回帰分析を行った※。すると職位が高いほど、モチベーションが高くなる傾向があることが分かった。

※40 代のモチベーションを目的変数、性別・年齢・職位・従業員規模を説明変数とした重回帰分析。なお、職位は2段階とし、一般職と管理職以外は外した。

③キャリアの見通しがついている40代ほど、モチベーションが高い

個々人が自発的に、「今後の仕事上のキャリアをどのくらい考えているか」も、モチベーションに大きく影響するが、今回、その設問に対する答えはバラついた(図2)。

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