特集 組織開発するということ

 “VUCA”と表現される、激変の時代―次々に新しい価値を生み出し、
変化していかなければ生き残れない時代である。人材開発部門にも、
人と組織のプロとしてビジネスや組織機能を支えることが、これまで以上に求められている。
 そのアプローチとして、研修や経験支援等の「人材開発」の他に、「組織開発」がある。
組織の中の「関係性」にアプローチするもので、さまざまな手法がある。
米国など諸外国では、組織開発はHuman Resources 部門が取り組むべき重要なことと位置づけられているが、
日本企業ではあまり意識されていないようである。しかし、今こそ改めて人材開発部門が、
関係性にアプローチする考え方と方法を学び、変化に対応できる人と組織をつくっていかなければならない。
 
 そこで本号では、改めて組織開発の基礎を押さえつつ、
具体的に知っておくべき考え方やその本質、手法を取り上げる。
なお手法については日本企業がこれまで既に行ってきたものも含めて、人材開発部門の視点で見直す。

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