J.H.倶楽部

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月刊 人材教育 2017年01月号

めざせ☆経営型人事 書籍に学ぶビジネストレンド 第46回 2017年を予想する!!

ビジネスのトレンドを知っておくことは、経営や人材を考えるビジネスパーソンにとって必須である。
本連載では、データバンクに勤め、1日1冊の読書を20年以上続けてきた情報のプロが、最新のビジネストレンドと、それを自分のものにするためのお薦めの書籍を紹介する。

菊池健司(きくち けんじ)氏 日本能率協会総合研究所 MDB事業部 第1情報サービス部 部長
日本最大級のビジネス&マーケティング情報提供機関であるマーケティング・データ・バンク(MDB)所属(URL: http://mdb.jmar.co.jp/)。人事・研修関連セクションでは社員選抜研修の一環でMDBを利用する傾向が増加中。顧客とのコミュニケーションにおいては豊富な知識が欠かせず、読書を通じてさまざまな分野の情報を貪欲に収集している。モットーは、「1日1冊」「週末精読」。E-mail:Kenji_Kikuchi@jmar.co.jp

早いもので、2016年も終わりを迎えようとしている。果たして2017年はどのような1年になるのだろうか。

そのような思いをはせていた時に、ドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に就任するというニュースが飛び込んできた。彼が当選することを予測していた人は、日本でも少数派だったのではないか。氏の自伝や関連書籍は一躍ベストセラー上位に名を連ね、書店店頭も賑わいを見せている。かくいう私も、早速何冊か目を通してみた。

思えば2016年は、イギリスのEU離脱(ブレグジット)が国民投票により決定するなど、「民意」が欧米の大国の今後を大きく左右する重要な意思決定を行ったことが大きな話題となった。

アメリカの大統領が変わることにより、日本経済や社会にどのような影響があるのか、EUの動向は世界経済にどのような影響を与えるのか……。特に世界一の大国であるアメリカの動向には注目していかざるを得ないはずである。

年の初めは、今年はいったいどのような年になるのかを考える絶好の機会である。私自身、例年年明けに「今年はこのような流れの年になる」「こういうビジネスが流行する」「こんなヒット商品が登場する」といった具合に、さまざまな材料を参考に思いを巡らせている。この「今年はどうなる予測」はいつしか自分の恒例行事になっていた。人材を預かる皆様にとって、2017年はどのような年になるだろうか。

先行きに不安を感じ、終身雇用を希望する若者の割合が増加しているこの時代、将来の自社の屋台骨を背負える期待の人材に必要な能力とは何か。人事担当者は、経営人材に何を求めていくのか。

今後の世の中がどう変化していくかを考える行為は、「ビジネス頭」を鍛えるため、そして自社の未来を見据えるため、とても大切なことである。

ここで、次年度以降を見据えるうえで読んでおきたい書籍を紹介しておこう。

①ビジネス書出版社による定番書籍

②著名アナリストによる定番書籍

③国内・海外キーパーソンによる書籍

①は、日本経済新聞出版社の『日経大予測』がよく知られている。

②は大前研一氏、中原圭介氏の定番書籍を特にお勧めしておきたい。

③は、「今後求められる人材像」に関連する本が増加していくと予想される。目を凝らして見てほしい。

本誌が皆様のお手元に届く頃には、2017年版の手帳を使い始めている人も多いだろう。年初にあたり、「今年はどのような1年になりそうか」という自身の考えをメモしておくことをお勧めする。きっと素晴らしい気づきメモになるはずだ。

皆様にとって、2017年もよい1年になることを心より願っている。

さて次号では、「情報爆発時代に情報を使いこなす」ための書籍を取り上げる。乞うご期待。

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