J.H.倶楽部

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月刊 人材教育 2015年08月号

今月のNEWS

Information

予防から事後対応までをサポートするガイド 「パワーハラスメント対策導入マニュアル」を作成

●厚生労働省

厚生労働省は、企業のパワーハラスメント(以下パワハラ)の予防・解決に向けた取組を推進するため、「パワーハラスメント対策導入マニュアル~予防から事後対応までサポートガイド~」を作成した。

パワハラについては、80%以上の企業が「職場のパワハラ対策は経営上の重要な課題である」と考えているが、予防・解決のための取組を行っている企業は全体の45.4%。特に、従業員数100 人未満の企業では18.2%にとどまり、約20%の企業が「現在は行っていないが取組を検討中」と回答している(「職場のパワーハラスメントに関する実態調査」平成24 年度)。

今回のマニュアル作成にあたり、6 か月で一通りのパワハラ対策メニューが導入できるモデルプラン(下記1 ~ 7)を20 社の協力のもと実施。同省はそのフィードバックを参考にまとめた。マニュアルの主要部分は、モデルプランのメニューごとに重要なポイントを解説。また、従業員アンケート調査のひな形、研修用資料、パワハラ相談対応者が使える相談記録票など、参考資料も豊富に収録している。

【モデルプランの内容】

1.企業トップからのメッセージの発信

2.ガイドラインや就業規則などの社内ルールの作成

3.従業員アンケートによるパワハラの実態把握

4.管理職研修・従業員研修の実施

5.会社の方針についての社内周知

6.相談窓口や対応責任者を決めるなどの相談・解決の場の設置

7.行為者に対する再発防止研修

今回のマニュアルでは、パワハラ対策は継続して実施することが重要として、スケジュール例も掲載。企業の特性に合わせ、適宜修正して実施するよう奨励している。

また、この7 月からは全都道府県で、今回のマニュアルを活用した「パワーハラスメント対策支援セミナー」が無料開催される。

問い合わせ

厚生労働省 労働基準局 労働条件政策課賃金時間室

TEL:03-5253-1111(代)

Information

グローバル企業と学生のマッチングにも活用可能 英語で基礎学力を問う世界共通テストBAT

●ブルームバーグ

BAT(Bloomberg Aptitude Test)を受験する日本の大学生が増えつつある。BAT とは、金融・ビジネス情報サービスを提供する米国のブルームバーグが2011 年に立ち上げた、英語で基礎学力を問う試験だ。時事、論理、数学、投資など8部門に関する知識、理解、語学力を同時に測れる。

単なる能力測定ではなく、試験結果がデータベース化されて企業が確認することができるため、グローバル企業への就職を希望する学生と企業をマッチングする人材バンクとして機能している。

BAT のサイト(https://www.bloomberginstitute.com/bat//start/employers.html)では誰でも無料で匿名のプロフィールを検索・閲覧でき、サービス料を支払えば企業側から個人に直接コンタクトもできる。世界を代表する3500 の大学が就職活動の一助として採用しており、これまでに世界で11 万人以上の学生が受験した。日本でも2013 年12 月、大阪大学の豊中キャンパスで20 名ほどの学生がチャレンジし、話題となった。海外にいる日本人留学生の利用も広がっており、グローバル人材を採用したい企業は要注目である。

問い合わせ

ブルームバーグLP BATご相談・お問い合わせ担当:宮内

TEL:03-3201-2170

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