J.H.倶楽部

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月刊 人材教育 2010年10月号

How do you write? 書き散らしていませんか?

ブログやTwitterが普及し、文字を書く機会は日々増えているように見える。
まさに「一億総表現者」といえる状況だ。しかし一方で、この状況を危惧する声も多い。
私たちの“文章生活”に今、何が起きているのか。

書くことが身近になった一億総表現者時代

前のページのクイズは迷わず書けただろうか。意外と悩む問題もあっただろう。ふとしたことで「意外と書けない自分」を発見し、慌てる……そんな経験は、誰でも1回や2回はあるのではないだろうか。

しかし「書く」機会が減っているのかというとそうでもない。むしろ携帯端末機器やブログが一般化したことで、書く機会は増えている。特に2008年4月に日本語版のTwitterサービスが開始されて以降、この傾向は加速した。

Twitterはご存知のように、140文字以下で書くミニ・ブログである。その手軽さが受けて、今年3月には利用者数が750万人を突破した※。今日、インターネットのヘビーユーザー層である20代、30代にとって、文章を書くという行為は身近なものなのだ。

ところがその一方で、「文章がきちんと書けない人が増えている」という指摘も多い。特に企業の教育現場では、社員の書く力の低下に対する問題意識は極めて高い。

最もよく聞くのは、「日本語が書けない若手が増えた」という指摘だ。企画書や報告書はもちろん、電話のメモでさえ、何を伝えたいのかよくわからない文章が多くなったという。

この他、最近の学生の文書作成能力の低下を指摘する声も多い。就職活動中の学生から提出された履歴書の中には、長々と「自分史」を書いたものが増えているのだという。このような履歴書について、ある採用担当者は、次のようにいう。「企業が知りたいことは何か、どうすれば伝わるのか、といったことをまったく考えていないのです」

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