J.H.倶楽部

無断転載ならびに複製を禁じます。なお内容は取材・掲載当時の情報です。

月刊 人材教育 2013年03月号

おわりに あなたの背中を押すために

生き物のように変化する状況

今回、イノベーティブな状態をつくり出している中核人材を観察してわかったことの一つは、全員「イノベーティブな状態は、常に生き物のように変化している」と捉えているということだ。常に動的に、予測不可能な形で変化しているから、一つの成果、やり方にとらわれない。やり方を形式化したら、時間が止まったように、イノベーティブな状態ではなくなってしまう。そんな風に人や組織を捉えていることが感じられる。

日々のチューニング

それでは、そういった変化し続けるものを、どのようにしてイノベーティブな状態に保っていけばいいのだろうか。

今回、取材した人のイノベーティブ・メイキングストーリーを聞いていると、あたかも、「意識」「思考」「コミュニケーション」「チーム」「場」という5つのつまみを微調整しながら、常に最適なハーモニーになるように、「チューニング」しているように見えた。

日々チューニングしているため、つまみがかなり精度の良いポジションにきている。だからこそ、インタビューで聞くと、鋭く磨かれた要素がパッと出てくる。

明日から変わるために

かといって、最初からパッとチューニングができたかというと、そうではないだろう。つまみを回してみたら、不協和音が起きたこともあっただろう。しかし、そこでつまみをすごすごと元に戻してしまったら、元の木阿弥である。

一つ回してダメなら、次のつまみも思い切って回してみることが大事だ。そうして、今回取材した人たちもだんだんとツボを掴んできたはずだ。

また、「今の自分や組織のつまみがどこを指しているか」ということを確認するプロセスからスタートしてもいい。左ページのワークシートで考えることから、自分たちのどのパラメーターを変えてみると良さそうか、見えてくるはずだ。

観察、真似、影響の3つ

その他、本特集のように良い事例を、よく観察してみるというのも、手軽にできるスタートだ。

こちらはJ.H.倶楽部会員限定記事です。
ご入会後、続きをお読みいただけます。

残り:767文字

/

全文:1,533文字

【入会・年会費無料】

J.H.倶楽部は人事の仕事に役立つ特典が満載です!

  1. 総数2000本以上の人事の実務に役立つ記事(※)が閲覧可能
    ※専門誌『Learning Design』(旧『人材教育』)の記事
  2. 新サービス・お役立ち情報(調査報告書・ホワイトペーパーなど)の先行案内
  3. 会員限定セミナーへのご招待/講演動画・配布資料の閲覧
  4. 興味関心に沿った必読記事を、メールマガジンでお知らせ!