J.H.倶楽部

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月刊 人材教育 2012年07月号

今月のNEWS

「ものづくり現場の中核を担う技術者の育成の現状と課題に関する調査」中核的技術者の育成がうまくいっていない企業は約6割

●労働政策研究・研修機構

労働政策研究・研修機構は、『ものづくり現場の中核を担う技術者の育成の現状と課題に関する調査』を実施した。同調査は、30 人以上の製造業の企業10,000 社を対象にしたもの。調査期間は2011 年11 月22 日~ 12 月2 日、有効回収数は2635 社だった。「 中核的技術者」には、仕事を「一人前」にこなせることに加えて、どのようなことが最も求められるかを尋ねたところ、全体では「製造現場のリーダーとして、ラインの監督業務や、部下・後輩の指導を担当できること」が突出して高く、51.0%に達した。次いで「製造現場において、多くの機械を受け持つ、複数の工程を担当できる」が17.8%、「設計設備・改造や冶工具などを含めた生産工程全般にわたる作業を担当したり、試作・開発・設計に参加できること」(15.0%)は1割台にとどまった。

また、「中核的技術者」に求められる技術・技能分野の知識・ノウハウを複数回答で尋ねたところ、「品質管理に関するもの」(79.3%)が最も多く、次いで、「生産ラインの合理化・改善に関するもの」(68.4%)、「設備の保全や改善のためのもの」(58.5%)の順となった。中核的技術者の育成がうまくいっているかどうかを聞いたところ、「うまくいっている」は39.8%で、「うまくいっていない」は、60.2%となり、「うまくいっている」を20 ポイントも上回る結果となった。うまくいっていると答えた要因として最も多かったのが(複数回答)、「技能系正社員の定着状況が良好だから」(53.5%)、次いで「適切な時期にリーダー的な役割を担わせているから」(40.8%)となった。一方、うまくいっていない要因として最も多かったのが(複数回答)、「育成を担う従業員が不足しているから」(56.4%)、「効果的に教育訓練を行うためのノウハウが不足しているから」(39.4%)となった。

その他、自社の中核的技能者の人数が適正かどうかを聞いたところ「適正」は39.2%だったのに対し、「不足」は60.8%となり、人材不足を感じている企業が多いことがわかった。

問い合わせ

独立行政法人労働政策研究・研修機構

TEL:03-5903-6283

2012年度 新入社員 春の意識調査「今の会社に一生勤める」過去最高の約6割

●日本生産性本部

日本生産性本部は、『2012 年度新入社員春の意識調査』を実施した。同調査は、同団体が2012 年春に実施した新入社員教育プログラムの参加者に対して3 月下旬~ 4 月にかけて実施したもの。有効回答数は2089 通、有効回答率は、97.8%だった。

転職に関して自身の考え方に当てはまるものを4 者択一で回答する設問で、「今の会社に一生勤めようと思っている」が60.1%となり過去最高となった。これは、過去最低だった2000 年の20.5%と比較すると約40 ポイント上昇となっている。また、「きっかけ、チャンスがあれば転職しても良い」とする回答は、26.6%と過去最低となり、両者の差は33.5 ポイントだった。

また、「社内で出世するより、自分で起業して独立したいですか」の問いに対し、「そう思う」と回答する割合は12.5%で、過去最低となった。その他、「SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を利用していますか」に対しては、「利用している」が71.0%。中でも女性の利用割合が高いことがわかった。

問い合わせ

公益財団法人日本生産性本部

TEL : 03-3409-1119

『第6回 勤労生活に関する調査』結果発表「終身雇用」を支持する割合は過去最高の約9割に

●労働政策研究・研修機構

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