企業事例 第一精工 全役職者の英語基礎力向上に「ロゼッタストーン」を活用

1963 年に精密金型専門会社として設立され、現在は電子機器や自動車などの精密部品メーカーとしてグローバルに展開する第一精工。主要製品のコネクタを扱うアイペックス事業本部では、海外の拠点や顧客とのコミュニケーション強化のために、オンライン語学プログラム「ロゼッタストーン」を導入し、事業本部長以下、全役職者が英語学習に取り組んでいる。担当の浜野麻衣子氏に、プログラム導入の経緯や学習効果などについて伺った。


第一精工
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全員が英語を使えるように
アイペックス事業本部が開発・製造を担っている小型コネクタは、スマートフォンやパソコンなどの電子機器に用いられる部品だ。I-PEXブランドで全世界に販売されており、海外での売上が8割以上を占める。
同事業本部が社員に英語学習の機会を提供するきっかけとなったのは、国内で作成した英文の技術文書が、海外拠点から「内容がわかりにくいので改善してほしい」と指摘を受けたことだった。それを機に、英文ライティングの研修を社内で数回行い、社員から好評を得た。そんな中、事業本部として全社員の英語力を高めていく方針が打ち出された。その理由について浜野氏は、「これまで、海外の拠点や顧客とのコミュニケーションは、英語のできる一部の社員に頼ってきました。しかし、全ての社員が英語をできるようになったほうが、業務効率が改善し、海外からの信頼もより高まるためです」と語る。
英語学習の展開の仕方について社内で検討したところ、業務で日常的に英語を使う若手層にいち早く身につけさせたいという意見が出された。しかし、それにはまず上司が手本を示す必要があると考え、初めは全管理職を対象に実施し、その後一般社員に展開することになった。
誰でも抵抗感なく学べる
次の検討課題は学習方法だ。
「部長クラスからは、集合研修は時間が取れないため、他の方法を考えてほしいと要望されました。残る方法は通信教育とeラーニングですが、通信教育は日々の学習状況をタイムリーに把握してフォローすることができません。そこで、eラーニングに絞って検討しました」
eラーニング教材の選定にあたり、浜野氏が最も重視したのは、“ 勉強”のイメージが少なく、楽しく学べるかどうか、という点だった。
「対象者は海外営業部門以外の全ての管理職ですので、中には英語に苦手意識を持つ人もいます。そのような人でも重い腰を上げて、継続して学んでもらえることが重要でした」
その観点から、浜野氏が選んだ教材がロゼッタストーンだった。
「一番の決め手は、ゲーム感覚で学べるところです。最初にゴールまでの道筋が示されるので、1つずつクリアしながら進めることができます。また、学ぶ過程で日本語が一切出てこないところもポイントでした。他の教材には、ライティングをより詳しく学べたり、学習者がコースを選べたりするものもありましたが、初心者にはハードルが高いと感じ、まずは『読む・聞く・話す・書く』の4技能をバランスよく習得することが大切だと考えました」
社内会議でロゼッタストーンを提案したところ、1人当たりのコストの低さも評価され、導入が決定。対象者を当初予定していた管理職から副主任以上の全役職者に拡大し、事業本部長以下、浜野氏を含めた54名で取り組むことになった。
工夫を凝らして学習を促す
ロゼッタストーンの学習期間は1年間。その間に、最終レベルまで修了することを目標とした。浜野氏は受講に先立ち、他社の英語学習の事例などを参考に次のような学習支援策を導入した。
・学習の開始時と1年後の終了時に全ての受講者がTOEICテストを受験し、学習効果を測定する。
・語彙や発音等を身につける基礎レッスンを月に4時間、ネイティブコーチとのオンラインレッスンを3回以上受講すれば、受講費用を会社が負担。
・就業時間中の学習も可能にする。
・受講者全員に、毎週月曜日に学習の進捗状況をメールで配信。学習時間が少なく遅れ気味の受講者には、別途連絡して受講を促す。
・4~5人による学習グループをつくり、切磋琢磨しながら学ぶ。
「学習があまり進んでいない受講者には、『今後、一般社員にも展開したいので、皆さんに頑張っていただかないと』と発破をかけてきました。損な役回りではありますが、『浜野さんのプッシュがないと』という声もあり、めげずに頑張っています」
英語のハードルが下がった
受講者からは、スマートフォンでちょっとした空き時間にも気軽に学べることや、楽しく学びやすい点が評価されているという。
「私自身、以前は英文メールが届くと、返信が重荷で後回しにしていましたが、学習しているうちに英語に対するハードルが下がり、最近では、すぐ返信に取りかかれるようになりました」
初めての取り組みながら、浜野氏によるフォローアップの効果もあり、事業本部長をはじめ、ほとんどの受講者が1年間で最終レベルまで到達できそうな状況だという。こうした状況を踏まえ、アイペックス事業本部では今後、一般社員にも英語学習の裾野を広げると共に、役職者には次のステップに進めるような学習機会を提供し、社員の英語力向上に継続して取り組んでいく考えだ。
学習者の声
メールを書く時間が半減した

ロゼッタストーンで学習する前は、仕事で海外から電話がかかってくると、緊張して頭が真っ白になり、何も聞けないような状態でした。しかし、ロゼッタストーンでネイティブコーチとのオンラインレッスンを何度も体験したおかげで、英語で話すことにだいぶ慣れました。最近では、こちらから海外拠点に電話をかけることもあります。また、語彙が増えたおかげで、英文でメールを書く時間も以前の半分程度に短縮できました。ロゼッタストーンは英語のフレーズを、それを使うシチュエーションの写真を見ながら学ぶので、それぞれのシチュエーションにふさわしい言い回しが自然に身についてきたように感じます。
苦手でも学ぶのが恥ずかしくない

英語には苦手意識がありますが、ロゼッタストーンは楽しく学びやすい教材でした。文法や単語を意識して覚えようとする必要がなく、見て、聴いて、発音することを繰り返しながら、子どもが学ぶように自然に英語を身につけることができます。eラーニングなので、自分の都合に合わせて朝でも夜でも自由に取り組めますし、各レッスンが5~10分と短いので、隙間時間に学べるのも便利です。また、ネイティブコーチとのオンラインレッスンを無制限に受講できるのも魅力です。世界各地の受講者と一緒に受けるのですが、自分のことを知っている人がいないので、恥ずかしがらずに話せます。英語が苦手という人にはお勧めの教材です。
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