企業事例 東海東京フィナンシャル・ホールディングス 女性のキャリア支援は組織の成長に不可欠!wiwiwのサービスによる戦略的サポート例

証券ビジネスを中心に、顧客のニーズに合ったソリューションを提供する東海東京フィナンシャル・グループ。 その持株会社である東海東京フィナンシャル・ホールディングスはダイバーシティを戦略的に推し進め、中でも女性のキャリア支援に積極的に取り組んでいる。そこで活用しているのが、女性活躍支援に定評がある株式会社wiwiw のサービス。今回、東海東京フィナンシャル・ホールディングスの岡田公代氏に、同社の女性キャリアアップ戦略と、その運用についてお話を伺った。

岡田公代氏
東海東京フィナンシャル・ホールディングス
人事企画部 ダイバーシティ推進室 室長

●お問い合わせ先
株式会社wiwiw
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-5-25
西新宿木村屋ビル9階
TEL:03-5338-6551(代表)
E-mail:wiwiw@nl-hd.com
URL:https://www.wiwiw.com

女性のキャリア支援戦略

東海東京フィナンシャル・ホールディングスは平成24年、「Ambitious5」という5カ年の経営計画を打ち出した。中部地区を中核として各地の基盤整備を行い、アジアのリーディング・プレイヤーをめざす計画だ。「Ambitious5」には5つの戦略が盛り込まれているのだが、今回注目すべきは「Humanity(人間味溢れる企業)」を戦略として位置づけている点。そこにはダイバーシティの推進や、個々の個性を伸ばし、能力を最大限に活かすことが盛り込まれている。ダイバーシティ推進の中でも、優先順位を上げて取り組んでいるのが女性のキャリアアップ支援だ。その状況について、同社人事企画部ダイバーシティ推進室室長の岡田公代氏は次のように述べる。

「平成18年頃から、『ウーマン・パワーアップ・ワーキングチーム』を立ち上げて、“そもそも女性が活躍するってどういうことだろう”“女性が長く働き続けるには何が必要だろう”という議論を続けてきました。その中でwiwiwさんのオンライン復職支援システム(現在の「キャリアと育児の両立支援プログラム」)を導入しました。現在はそこからさらに踏み込み、仕事と育児の両立支援と個人の成長支援は組織が成長するために欠かせない両輪だと定め、ダイバーシティ推進室を立ち上げて戦略的な支援を行っています」

休業前から復帰後まで支援

東海東京フィナンシャル・ホールディングスが実際にどのような女性のキャリア支援を行っているのか、時系列に沿って見ていこう。

まずは育児休業に入る前。本人、上司、そしてダイバーシティ推進室が同席して面談が行われる。ここで使われるツールがwiwiwの「キャリアと育児の両立支援 育児休業者向けハンドブック」と「管理職向けマニュアル」だ。休業者には、育児休業に入る前にすべきことや、休業中にどのように両立生活に備えるかなどを、上司には妊娠の報告を受けてから、子どもが小学校4年生になるまでに必要なマネジメントやフォローを知ってもらい、休業前の心構えや復職後のビジョンを共有している。上司からは聞きにくいライフイベントに関する質問もツールが用意され、ダイバーシティ推進室が同席することで聞きやすくなり、また休業者からも相談しやすくなるといった効果があるという。

育児休業に入った後は、wiwiwのオンラインサービス「キャリアと育児の両立支援プログラム」を活用している。これはステップアップのためのオンライン講座、掲示板などのコミュニティ、Q&Aや電話相談などのインフォメーションなど6つのサービスをパッケージ化したもの。

「これを使って社内の情報を閲覧してもらっています。会社の取り組みや重要な人事異動情報、各種イベントなどを把握してもらい、休業者と職場とのコミュニケーション・ツールとして活用しています。休業中はどうしても育児にかかりっきりになり、孤独感もあるものですが、常に会社とつながっている感覚を持ってもらうことで復職をスムーズにします。また『キャリアと育児の両立レベルアップ』『マネジメント』『語学』など充実した講座を提供し、育児の隙間時間を使ってスキルアップに取り組んでもらっています」

受講者の反応は、どうだろう。

「実は私自身がサービスを活用して育児とキャリアの両立に役立てました。掲示板を見て“育児と両立している人がこんなにいて心強い”と感じたり、休業中にたくさんの講座を学ぶことで、自分の業務以外のフィールドにも興味を持つことができ、視野が広がったと感じました」

復職後には、復職面談、そして2カ月後をめどにwiwiwの講師による復職者研修を実施している。面談では改めてハンドブック、マニュアルを使い、休業前の考えや目標に立ち返りつつ、その人なりのキャリアアップの在り方を上司、本人、ダイバーシティ推進室で共有する。復職者研修では、名古屋の本社に復職者が集合し、将来のキャリアアップを見据えて今やっておくべきこと、将来に向けてやりたいことなどを話し合ってもらう。その場には、ロールモデルとなる人物が登壇し、自分なりのキャリアに対する考え方や、どのようにしてキャリアアップしてきたかを開示してもらう。

「復職者は、チーム内では育児をしながら働くのが自分だけであっても、全国から研修で集まると“こんなに仲間がいるのか”と心強く感じるようです。これを機会に復職者同士の横のネットワークもでき、その後の情報交換やモチベーションの維持・向上にも役立っているようです」

本人、上司、人事をつなぐ

ここまで紹介したように、東海東京フィナンシャル・ホールディングスの女性のキャリア支援の節目節目に入っているのが、wiwiwのプログラムだ。

「そもそもwiwiwさんとお付き合いを始めたポイントは、キャリアと育児の両立支援実績が豊富で、経験を踏まえたアドバイスをいただけることと、単に女性が長く働き続けるというのではなく、キャリアアップをしながら働くという考え方が当社の考えと合致したことです。女性のキャリアと育児の両立支援は、本人、上司、そしてダイバーシティ推進室が三位一体とならなければ進めていくことができません。wiwiwさんのプログラムは、その三者の間をつなぐものとしてなくてはならないものだと考えています」

東海東京フィナンシャル・ホールディングスの取り組みは、東京都の「女性の活躍推進大賞」優秀賞の受賞や、東海東京証券の名古屋市「女性活躍推進企業」の優秀賞受賞につながるなど、社会的にも認められてきている。

今後は、男性の育児参画、そしてキャリアと育児の両立支援を応用した仕事と介護の両立支援にも力を入れていきたいという東海東京フィナンシャル・ホールディングス。同社の今後の取り組みに、引き続き注目していきたい。

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  • E-mail:wiwiw@nl-hd.com
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