自ら考え自ら行動する実践型人財を『芝大門塾®』で育成する

東芝OA コンサルタントは、企業で活躍する実践型人財を育成する『芝大門塾』を開講した。受講者個々のパフォーマンスを可視化し、それに合わせた研修内容を提案しながら一人ひとりをしっかりと育て上げる注目のプログラムだ。今回、同社取締役で塾長も務める村山潤子氏に、『芝大門塾』が必要とされた背景やプログラムの内容についてお話を伺った。

取締役
芝大門塾 塾長
●お問い合わせ先
株式会社東芝OA コンサルタント
芝大門塾 事務局
〒105-0011
東京都港区芝公園1-8-4
Tel:03-5408-1534
E-mail:cpiedu@toshiba-toac.co.jp
URL:http://www.toshiba-toac.co.jp
高まるニーズを受けて開講
2015年4月に、実践型人財を育成する『芝大門塾』を開講しました。その経緯についてご説明します。
当社は1982年10月の設立当時より、お客様がOA機器を導入する前に必要な知識の習得や、機器の使用に必要なドキュメントやインストラクションによってスキルを向上させ、業務に利活用するまでをサポートしてきました。単なる製品の使い方にとどまらず、導入前後の教育を一貫して行い、実務に活かせる人財の育成を行ってきたという背景があります。
一方で、時代の変遷と共に経済状況や働く人の意識が変化し、企業の人財育成の在り方が変わってきました。かつては職場の中でOJTが機能し、メンターが新人を育成する仕組みができていました。しかし、現在では年代ごとに先輩もおらず、OJTで教えてくれる仕組みも時間もない状況です。また、企業のニーズも変化し、ICTを使いこなす技術を持つ人財から、今はそれを幅広く活用できる人間力を備えた人財が必要とされています。
このような状況から、ICT教育を核としながら人財育成に携わってきた当社のノウハウを集結し、『芝大門塾』という学びの場を開講いたしました。
『芝大門塾』の人財育成
人財育成は、現状を確認し最適な研修を「個人ごとに」提供できることが重要です。一人ひとりにフォーカスした育成を行いたいという考えから、『芝大門塾』では、次の3つのステップで人財を育成します。
①パフォーマンスの見える化
②個人ごとの育成プログラム
③確認プログラム
①「パフォーマンスの見える化」について
芝大門塾ではさまざまなアセスメントツールを使って人財パフォーマンスの見える化を行います。例えば、「人財分析個人カルテ【パーソナル・アジェンダTM】」では、個人の行動特性と適性・資質を測定し、そのギャップを洗い出し、個人のパフォーマンスを可視化します。「ギャップ」は期待値であり課題にもなります。行動特性の発揮度合いが適性・資質に比べて低い項目に対しては、課題を強化するための推奨プログラムを提案します。
②「個人ごとの育成プログラム」について
「人間塾」「仕事塾」「技術塾」の3分野から提供します。
「人間塾」は業務遂行のための論理的思考力やリーダーシップ、マインドを高めます。「仕事塾」はビジネスシーンで能力を最大限に発揮するスキルを身につけます。「技術塾」は最新のICTを学び、スキルアップと資格取得をめざします。この3分野を組み合わせて、個人の課題に合った推奨プログラムをご提案します。
育成の手法も従来の集合研修やeラーニング形式に加え、ワークショップ、コーチング、遠隔地でも受講できるWebラーニングを用意しています。
また、2011年に「非公式教育・訓練における学習サービス事業者向け基本的要求事項」であるISO29990を取得しました。研修コースやプログラムの内容、講師の質に関しては、品質を担保しています。
③「確認プログラム」について
研修の成果を実務で活かすために、当社はさまざまな確認プログラムをご用意し、支援をいたします。
ICT研修とは異なり、人間力を高める研修の場合は、研修の学びを実務にどのように活かしていくか、まず目標を設定していただきます。次に講師から助言を受けながら、アクションプラン(目標、課題)に落とし込み、実行への道筋をつけます。実際に行動をどう起こしたかを、講師からのフォローメールなどで支援します。
ご説明した3つのステップを「かたち」にしたのが、『芝大門塾』の人財育成フレームワークです。
~『芝大門塾』フレームワークで実施した事例~

某情報サービス会社では、マネジャー間のコミュニケーションと情報共有が不活性という課題がありました。マネジャー全員がアセスメントを受診後、経営トップが期待する人財像と現状とのギャップを明らかにするワークショップを実施し、お互いの強み、弱みを共有していただきました。アセスメント結果とギャップを共に開示・共有することで、自己認知・他者認知が進み、コミュニケーションが円滑になり、以前より風通しの良い組織になりました。その後、個人ごとにセルフコーチングを実施し実務に活かされたことで、期待される人財像をめざす風土に変わってきています。
学びが仕事に直結
現在、多くの人財育成プログラムが存在しますが、その中でも『芝大門塾』の強みは「仕事に直結」することです。仕事上の課題を解決する実践型の育成プログラムを用意しています。
次世代リーダーの育成や女性活躍支援プログラム、UX(ユーザーエクスペリエンス)デザイン人財育成など、学びを実務に活かす育成をしているところがポイントです。
また、時代の変化に対応するイノベーティブ人財の選抜と育成が急速に求められている中、ICTを活用した科学的なパフォーマンス分析を用いて、さまざまな職種や階層の人財育成と組織全体の意識変革、コンサルテーションにも力を入れています。
企業では今、「“人材”を、成果の出せる“人財”にいかに育成するか」が重要な時代となってきました。一人ひとりの主体性を育成することで組織の成長を促す『芝大門塾』を、ぜひご活用ください。
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