「雑談」を増やして職場の活性化を促す「5 TSUBO CAFE」

近年、社員の生産性や創造性を高める重要な要素として「雑談」が注目されている。部門や役職、世代を超えた交流が深まり、仕事がしやすくなったり、アイデアが生まれやすくなることが期待できるためだ。では、雑談を促すにはどうすればよいか。その方法として、オフィス家具・文具メーカーのプラスが提案するのが「5 TSUBO CAFE(ゴツボカフェ)」である。どのようなものなのか、プラス取締役 ファニチャーカンパニー プレジデントの北尾知道氏に聞いた。

北尾知道氏
取締役
ファニチャーカンパニー
プレジデント
●お問い合わせ先
プラス株式会社 ファニチャーカンパニー
〒102-0073
東京都千代田区九段北4-1-7
フリーダイヤル:0120-432-298
(お客様サービスセンター)
FAX:03-6261-3798
E-mail:5tsubocafe@plus.co.jp
URL:http://5tbcafe.plus.co.jp/
生産性向上につながる雑談
ICTの進展によりパソコンを使った仕事が増え、かつてと比べてコミュニケーションが少なくなっている職場は多いのではないだろうか。また、人材の流動化や勤務形態の多様化が進み、同じ職場でも顔と名前が一致しない社員がいるようなケースも増えている。まして、部門や世代が異なれば、なおのことコミュニケーションをとることは難しくなるだろう。このような状況では、社員同士の見えない壁ができてしまい、仕事がスムーズに進みにくくなり、生産性に影響を及ぼす可能性も無視できない。
一方で仕事の内容は、作業的な仕事よりも創造的な仕事が中心になりつつある。新しいアイデアを生み出すには、外部からの刺激や、気分転換も必要だといわれている。
こうした最近のオフィスの動向を踏まえ、プラスが着目したのが「雑談」である。
プラスがインターネット上で行ったアンケート調査(*)でも、「雑談が仕事にもたらす効果・効能の有無」について、「効果・効能がある」「やや効果・効能がある」と答えた人の割合は83%を占めた。その一方で、社内コミュニケーションに満足していない人は61.9%に上っている。多くの人が雑談の効果を認めながらも、現実には社内コミュニケーションが不足している状況がうかがえる。
北尾氏は、「職場でのちょっとした雑談がきっかけとなり、コミュニケーションが深まり、仕事がしやすくなったり、従来にない発想が芽生えるきっかけになります」と語る。雑談を促すためのソリューションとして、プラスが提案するのが「5TSUBO CAFE」である。
*サンプル数500。内訳は経営層:200、一般社員:300。
雑談を促すためのカフェ空間
「5 TSUBO CAFE」は、その名の通り、5坪以内の小さなカフェスペースをオフィスに設けて、部門や役職、世代を超えた社員同士の交流を促すサービスだ。
「最近はカフェで仕事をする人も増えています。気軽に雑談できるカフェをオフィスに持ち込めば、より生産性が向上し、創造的な仕事ができるのではないかと考えました」
具体的には、次のような5つのツボ(特長)で職場の雑談促進をサポートする。
ツボ1:コンパクトなカフェ空間
導入する企業のオフィス環境に合わせて、3つの基本サイズ(5坪・3坪・1坪)のコンパクトなカフェ空間を構築する。
ツボ2:雑談を促すサービスコンテンツ
カフェ空間に人が集い、雑談のきっかけとなるようなサービスコンテンツを、パートナー企業と連携し継続的に提供する。基本となるコーヒーサービスや、その日の記念日や出来事などを紹介するビジュアルコンテンツのほか、オプションで季節の花、菓子、野菜のデリバリーサービスなどを用意する。
ツボ3:設置スペースをつくる「オフィスダイエット」
「カフェ用のスペースがない」「オフィスが狭くて無理」という企業のために、不要な書類や無駄なスペースを削減し、設置スペースをつくるためのサポートを行う。
ツボ4:導入効果の見える化サービス
iビーコン(位置情報サービスを拡張する技術)を使って社員の利用頻度や滞在時間などを測定し、レポートする。
ツボ5:リースを活用した導入
導入しやすくするため、カフェ家具とソフトサービスをセットにしたパッケージメニューを用意し、リース方式で提供する。
雑談を促す活動を実践

ハードとソフトを組み合わせたユニークなサービスが生まれた背景には、プラスが社内で取り組んできた活動の実績がある。同社はオフィス家具部門であるファニチャーカンパニーの営業・開発拠点を2013年に移転した。新オフィスのコンセプトは、「アトリエ」&「カフェ」。さまざまなタイプの空間・製品を実際に設置し、多様なワークスタイルを社員が自ら体験し、よりよい製品を創り出すアトリエ=工房としての機能を持たせた。同時に、オフィスにいながらオン・オフのスイッチを切り替えられるよう、カフェをイメージさせるインテリア空間も設けた。移転の前後でオフィスの面積は変わっていないが、移転の際に書類を半分以上減らしたことで、カフェ空間を設ける余裕が生まれたという。
移転後は、昨今のコミュニケーション不足という課題を踏まえ、実際にオフィスを活性化させるため、カフェ空間を利用して社員から集めた写真を展示したり、2カ月に一度、季節にちなんだパーティーを開くなどの活動を行っている。
「社内で接点がない人とは、きっかけがないと話しかけにくいものです。そこで、こうしたイベントを行うと、話題が広がり、部門や世代を超えて話がしやすくなります。活動を通じて社内の雰囲気は以前よりも明るくなりましたし、互いの意思疎通がよくなることで、生産性の向上にもつながっていると思います」
こうした自社での体験をもとに、導入企業に対してさまざまな提案を行っていく考えだ。
企業ブランドの向上にも
「5 TSUBO CAFE」の導入は、企業にさまざまなメリットをもたらす可能性があるという。
「オフィスはコストではなく、利益を生むための投資だと我々は考えています。雑談を通じて生産性を高める他にも、フリードリンクや休憩スペースの提供は福利厚生にもなりますし、社内が活性化することは、魅力ある職場として企業ブランドの向上につながり、リクルーティングにも効果があるのではないかと考えています」
今後については、導入企業間で互いの取り組みを共有できるようなコミュニティづくりを構想している。また、より多くの企業と連携し、サービスコンテンツもさらに充実させていく予定だ。
「このような小さな空間で、会社が大きく変わるきっかけを創りたい」と話す北尾氏。今後のさらなる展開が注目される。
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