採用/配置/育成を根本から変える注目のツール
ジョブ・フィットを数値化する『PXT』

人材開発ソリューションを提供するHRD グループの企業、プロファイルズ株式会社。同社は企業やビジネスパートナーからの「採用や配置に使えるアセスメントがほしい」というニーズに応え、その職務に合った“人材のベストフィット”の診断や評価をサポートしている。今回、HRD グループの代表である韮原光雄氏に、人材のジョブ・フィットとはどのような状態か、そこで活用する『ProfileXT®』とは何か、お話を伺った。

プロファイルズ社提携ビジネスパートナー
(PXT 認定コンサルタント)
またはプロファイルズ株式会社
〒135-0047
東京都江東区富岡1-18-17 富岡和倉ビル
TEL:03-5639-1841(代表)
E-mail:info@profiles.co.jp
URL:http://www.profiles.co.jp
採用にも使えるアセスメント
HRDグループが提供する『DiSC®』は、職場における行動特性を分析し、対人コミュニケーションを改善するためのアセスメントとして、プロのコンサルタントや人事担当者から高い評価を受けている。同グループが、DiSCと同じWiley社のブランドであるProfi lesInternationalの『Profi leXT®』(以下、『PXT』)を導入したことで、人材の育成だけでなく、採用や配置といった領域をもカバーするようになった。『PXT』は、思考スタイル、行動特性、仕事への興味で構成される、20のパフォーマンス指標によって適性を測定するアセスメントで、特定の職務に最もマッチした候補者を探し出すことができるため、採用ツールとして使うには最適なものだ。
もともとWiley社は学術研究、職能開発分野などでの知識対応のサービスを展開するグローバル企業であり、1500誌近いジャーナルを発刊する歴史ある大企業で、HRDグループとは強固なパートナーシップを結んでいる。同グループのプロファイルズ社がWiley社の日本総代理店として『PXT』の日本語版を開発した。単に日本語に翻訳したものではなく、これまで数多くの人材開発にかかわるコンテンツをローカライズしてきたHRDグループのノウハウを活かして、日本のビジネスシーンで使えるよう開発されたものだ。
関係づくりの場として企業から注目を集めているのが、PAプログラムだ。PAプログラムとはどのようなものか、その詳細について見ていこう。
ジョブ・フィットとは?
プロファイルズのアセスメントを理解するうえで重要な考え方になるのが「人材のジョブ・フィット」。これは職務や環境が求めるものと、個人の持つ特性が一致する度合いを示すもの。人材固有の能力、行動特性、興味を特定し、人材のベストフィットを測定することで、その人材が職務を遂行できるか、どのように実行するか、その職務に喜びを見出すかを判断できる。
職務にフィットした人材は、そうでない人材に比べて2.5倍も生産性が高いことが知られている。適正なジョブ・フィットはエンゲージメントの向上、仕事の満足度、生産性の向上に結びつく。25年間36万人の追跡調査をしたハーバードビジネスレビューの検証によれば、能力、行動特性、興味のマッチがそのカギになる。このことについて、HRDグループの代表である韮原光雄氏は次のように述べる。
「採用の面接の際に、面接官に見えているのは候補者の10%の部分にしか過ぎません。例えば、外見や印象、履歴書などというのはその10%に属する部分であるにもかかわらず、多くの場合、採用の意思決定がそれに左右されているのが実情です。しかし、外からは見えない90%のポテンシャル、つまりその人の学習スタイルや行動特性、職業上の興味などを数値化して予測できれば、採用や配置に活かすことができます。ドラッカーが『測定できないものはマネージできない』と言っていますが、職務との適合を数値化し測定できれば、マネジメントにも活かすことができます。ジョブ・フィットを測ることで、採用、配置、育成にまで活用できるのです」
ハイ・パフォーマーを見抜く

では、実際にどのようにジョブ・フィットを測り、将来のハイ・パフォーマーを見抜くのか、説明していこう。
まず、その企業、その部署で成功している人を特定する。“特定の職務において成功しているトップ・パフォーマー”は、過去の成績や成果を見ればわかるだろう。例えば、ある職種の上位5%のハイ・パフォーマーに『PXT』を受けてもらい、彼らの“人間情報”を測定する。具体的には言語スキルや計算能力などの「知的な要求に対処できるか」、社交性や協調性、判断の客観性などの「職場環境に適合できるか」、研究/分析やクリエイティブなどの「その仕事に興味が持てるか」といった要素を数値化していく。そのデータをモデルとして、候補者にもアセスメントを受けてもらい、理想的なハイ・パフォーマーの数値とのギャップを比較・評価するというものだ。
『PXT』を使うことで人物像が1~10までの数値で可視化されるが、決して1点~10点のテストではないという点には注意が必要だ。例えば、社交性を表す数値が非常に高くても、その職種では社交性はあまり求められないという場合もあり得る。特定の企業の特定の職務の理想像に対して、どれだけのギャップがあるのか、またはないのかを診断するツールが『PXT』なのである。その人物の良し悪しを測るのではなく、職務に対してのマッチングを客観的、かつ科学的に判断するものということだ。その会社、その職務のオーダーメイドのアセスメントと考えてもよいだろう。
『PXT』の結果は、各種のレポートとして出力ができる。例えば、個人プロファイルとパフォーマンスモデルとのギャップに基づき、面接時に役立つ具体的な質問例を提示することも可能。これによって、面接官はより効果的なインタビューができる。
マネジメントにも活用可能
『PXT』はマネジメントにも活用できる。人材のポテンシャルを最大限に活かすコーチングレポートが出力可能で、レポートには行動上の考慮すべきこと、マネジメントで考慮すべきことがまとめられており、マネジャーに客観的な情報を提供する。いわば、その人の“取扱説明書”だと考えるとわかりやすい。
さらに、職務とのマッチングを見ながらキャリア・プランニングに活かしたり、管理者や経営幹部、後継者選びに活用することも可能だ。その意味では、人的リソースに関するほとんどの課題を解決できるソリューションといえるだろう。
こうしたアセスメントは、外部機関に依頼して行い、レポートを受け取るというケースが一般的だ。しかし『PXT』は、システムの内製化が可能で(24時間使用可能なオンライン・プラットフォーム、セキュリティー管理体制の整備など)、内製化支援のためのサポート体制(テクニカルサポート、各種トレーニング)が整っている点も特徴だ。さらに、『PXT』は、日本中の同社提携ビジネスパートナーを介して活用することが可能だ。
これまで知ることができなかった、隠れたポテンシャルの部分を可視化できる『PXT』。PXTの結果が「まさにその人物を表現している」との確信から、導入を決定した企業がほとんどだ。これを使って人材と職務のジョブ・フィットを定義し、活用することが人材の満足度や生産性を高め、ひいては組織の業績を向上させると考えて間違いないだろう。
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