個の成長と組織の活性化を促す屋外体験型研修 プロジェクト アドベンチャープログラム

野外で行う“アドベンチャー”を共にすることで、チームの意識や信頼関係を変える体験型学習「プロジェクトアドベンチャープログラム」(以下、PA プログラム)。組織活性化に最適なPA プログラムを提供するプロジェクト アドベンチャー ジャパンは、組織の体制を見直し、代表取締役COOに茶木知孝氏が就任。企業や教育機関に向けて、PA プログラムの一層の認知・普及を図る。今回、茶木氏にPA プログラムの魅力と今後の展開について、お話を伺った。

茶木 知孝氏
代表取締役COO

●お問い合わせ先
株式会社プロジェクト アドベンチャー ジャパン
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-6-12 ベルデ青山6F
TEL:03-3406-8804
FAX:03-5467-7018
E-mail:paj@pajapan.com
URL:http://www.pajapan.com/

“関係づくりの場”の重要性

グローバル化の進行や働き方の多様化など、複雑になる一方のビジネス環境の中で、カギとなるのはコミュニケーションだ。こうした環境だからこそ、本来はコミュニケーションが密になっていなければならないが、多くの企業は自社の課題として「社員のコミュニケーション力の低下、自立型人材の育成、社員の人間力の向上」などを挙げる。この状況について、プロジェクト アドベンチャー ジャパンの茶木氏は次のように述べる。

「電話やメール、SNSなどによるコミュニケーションが発達すればするほど、カウンター・バランスとして直接的なコミュニケーションが重要視されるのは当然だと思っています。社員旅行や社員寮が復活してきているのは、その表れでしょう。ただ、一方では個人のプライバシーや情報を守らなければなりませんから、昔ながらの“飲みニケーション”のようなやり方が通用しなくなってきているのも事実です。こうした状況では、組織がきちんと“関係づくりの場”を設けることが大切です」

関係づくりの場として企業から注目を集めているのが、PAプログラムだ。PAプログラムとはどのようなものか、その詳細について見ていこう。

非日常から得る気づき

PAプログラムは、もともとは1970年代にアメリカで開発された体験型学習プログラム。“アドベンチャーをもっと身近に”というコンセプトのもと、屋外での非日常的体験(アドベンチャー)を参加者が共有することで心の壁を取り払い、信頼感を醸成して、個の成長と組織の活性化を促すプログラムだ。

PAプログラムはその日本版として、プロジェクト アドベンチャージャパンが安全面やアクティビティ内容などを確認したうえで導入し、体験型研修として教育機関や企業に提供しているものだ。

具体的には、屋外でのアクティビティ(チームワークが要求される)やアドベンチャー(地上8mの高さで3m先の空中ブランコに飛び移る、メンバーが腕を組み合わせて準備しているところに後ろ向きに倒れ込む、など)を行い、信頼関係やコミュニケーションの大切さを学び、チームによる達成感を得てもらう気づきの場だ。プログラム中には、メンバー同士が名前で呼び合う、手と手を取り合うなど、自然なコミュニケーションが発生するよう工夫が施されている。そこで得られる気づきは、“個”で学んでいく学校教育や、企業研修であっても座学からは得がたいものだ。やはり体験、しかも非日常的な体験を通してしか得られないものだろう。

「日常の業務や通常の研修の中では、人は自分のコンフォート・ゾーンから踏み出すことはほとんどありません。しかしPAプログラムでは、皆がコンフォート・ゾーンから踏み出し、本気で人と関わらざるを得ない場面をつくっています。ですから、たとえたった1日のプログラム構成であっても、参加者からは“こんなに人と関わったのは何年ぶりだろうか”“目から鱗が落ちた”といった感想をいただくことが多いです」(茶木氏)

PAプログラムの特徴は、非日常的なアドベンチャーを“安全に、楽しみながら”体験できる点にある。アドベンチャーには比較的低い位置で行われる「ローエレメント」という標準的なコースと、高さ約8〜10mでロープで安全を確保しながら行う「ハイエレメント」の2種類がある。どちらも実際にやるとなると、恐怖を克服しなければならないシーンも出てくる。

例えば、高所から一歩踏み出すとなると、安全性は確保されていると頭ではわかっていても、人間の本能が恐れるのだ。しかし、それができなければ恥ずかしい、メンバーに迷惑をかけるなど、さまざまな葛藤があり、本能で感じる恐怖を押しのけて一歩を踏み出す瞬間が来る。その後の達成感や仲間意識は、強烈な体験と共に記憶され、職場に戻っても薄れることはない。

参加者が一様に「楽しかった、でも楽しいだけではなく仕事でも使える内容だった」と述べるのは、本能に訴えかけるプログラムだからだろう。

さまざまなシーンでの活用

PAプログラムは、新入社員研修として導入されるケースが非常に多い。社会人に必要なコミュニケーションや他者との適切な距離感、チームによる達成感などを学ぶには最適だからだ。しかし茶木氏は、PAプログラムはもっといろいろなシーンで活用できるという。

「もともとPAプログラムは、アメリカで指導者養成として使われることが多かったんです。日本でも、例えば次世代リーダーの育成に効果的だと考えています。将来、会社の経営を担う役員になる人たちは、皆ライバルである一方、助け合いながら会社を大きくしていかなければなりません。互いを認め合う関係をつくるのに、PAプログラムは最適だと考えています。また、上司が互いを認め合い、コミュニケーションを重視する職場では、自然と組織全体も同じようになっていきますから、リーダーに向けてPAプログラムを実施するのはお勧めです。さらに、グローバル化やダイバーシティが進む中で職場のメンバーの共通体験をつくっていくことは、これまで以上に重要になるでしょう。そうした時にも、PAプログラムがお役に立てると思います」

ビジネス環境がどんなに移り変わっても、人が仕事を進めていく限り、コミュニケーションの重要性に変わりはない。そのコミュニケーションのあり方が、フィジカルなものから遠ざかっている今だからこそ、PAプログラムに対する期待が高まっている。

プロジェクト アドベンチャージャパンは今後、ビジネス教育機関などと協働し、座学だけでは補えない部分を担当しながら、企業に向けてPAプログラムを普及していく考えだ。組織の活性化に悩む企業は、ぜひこの機会にアドベンチャー教育がもたらす効果を体感してほしい。

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